でも…ペットボトルを立て直すのが面倒
企画開発課の今泉が現役時代に取り入れていた≪ペットボトルを足元に置いて行う素振り練習≫からバッティング練習用品が誕生しました!
どんな効果があるの?
足をゆっくり降ろすことで、“間”って作れるよな!
バッティングで“間”ってすごく大事ですけど、なかなか練習が難しいですよね
昔は、ペットボトルをステップ足(投手側の足)の足元に置いて素振りをしていました!
でも、1回1回倒れたペットボトルを立て直すのがめんどくさかった!
ペットボトルに足で軽くタッチをしてスウィングすることで、体が前に突っ込まず、体の近くまでボールを呼び込むための”間”を作る事が出来ます
特に素振りの時にペットボトルを置くと、自分のスウィングを確立させやすいですね!
スウィングパートナーと合わせて使えたら、すごく面白いかも!
“間”を意識した素振り練習!!
広めていきたいです!
実は・・・
あの井端さんも
ステップ足は大切と言っています!
現役時代はステップ足(投手側の足)は氷の上を滑らすようなイメージで打っていたという井端弘和さん!
軸足でしっかりタメて、ステップ足を氷の上で打っているように滑らすイメージで出すことで、前に突っ込んでしまうことなく、ストレートや変化球それぞれに対して〝間″を作っていたと言います!
素振り練習といえばスウィングパートナー
すでに7万台以上販売しているスウィングパートナーは、ただただバットを振るだけの素振りではなく【ボールに見立てたダミーボールを打つ、意味のある素振り】をする大人気商品です♪
そのスウィングパートナーへのオプションとして、ステップ足をゆっくり降ろす意識ができるものをなにか取り付けられないか・・・
500㎖のペットボトルぐらいの高さで、毎回倒れないような構造にできないか・・・
子ども達がスウィングをする上で、安全な素材で再現できないか・・・
まず 足でタッチする素材は安全面も考えラバー素材で進めることにしました。
触れると折れ曲がる柔らかさがありながら、倒れずに毎回自然に起き上がってくる最適な素材です。
次に この素材をどうやってスウィングパートナーに取り付けるかが課題です。
ホームベースの中心が支点となっているので、そこに専用のパイプをねじ止めする方法がすぐに決まりました。
サンプル完成
初期サンプルを製作する時には、足でタッチする部分は筒状のラバー素材を突起に差し込むという最適な方法が見つかりました。
問題点:右打ち⇔左打ちの切り替えが面倒
初期サンプルはホームベース回り90度しか可動が出来ず、右打ち⇔左打ちの切り替えの時に、都度取り外しが必要になることがわかりました。
『毎回倒れるペットボトルを立て直すのが面倒』と開発をスタートしたのに、ここでも練習効率が悪くなってしまう問題点が発覚したのです。
兄弟やチームメイトで右打ち・左打ちと切り替えて使用する事も想定されるため、180度以上可動出来る必要があると、さらにここから取り付ける構造・パーツを改良をしました。
溝を掘ることでグルっとまわり、左右兼用で使用可能
片手で操作可能なハンドルレバーを採用
〝面倒″を解決=練習効率UP
商品名は≪スウィングパートナー・フット≫
完成した時、まずは見た目がメッキ加工でとてもかっこよく感じました♪
180度以上可動する事により、左右兼用で常設が出来るのでより利便性が高くなりました。
ステップ足を意識する事で、より素振りの質が上がると確信しました!
突っ込んでしまう選手、体全体の力をバットに伝えられず手打ちになってしまう選手に取り組んでほしい練習です。
そして軸足に体重を乗せてボールを待つ事が出来るので、小学生はスローボール/中学生以上は変化球への対応にも非常に効果的です。
この練習は効果的だよ
元プロ野球選手そしてU-12日本代表監督の井端弘和さんもスウィングパートナー・フットを使用した練習は非常に効果的とオススメしています!
このように軸足にタメ・間を作ってステップしていく動きができて、誰でもわかりやすく練習が出来ます。
低めを打つバッティング練習には使用できません
開発時にはボールを置き下半身を使った低め打ちのティーバッティングもできないか?とテストをしましたが、バットがパイプに当たってしまう危険性やラバーチューブが外れて飛んで行ってしまうことから、ティースタンドとしての使用はNGであると判断しました
ペットボトルを使った練習から進化した大人気商品です
※すでにスウィングパートナーをお持ちのお客様は単品購入で使用可能です
心から子ども達のことを考えている野球用品メーカーの社長そして社員達の商品開発への挑戦は終わることなくこれからも続きます・・・
この練習を行う事で、変化球の対応も苦にならなくなりました