【開発秘話】新常識!子ども達のグラブを守るために

この画期的なグラブ≪保形≫ケースは、野球用品メーカーの社長が心から子ども達のことを考えたからこそ大ヒットしました。

フィールドフォース社長 吉村

とある週末のグラウンド・・・

ノックを終えて子ども達を見ると座布団のようにぺちゃんこのグラブを手にベンチに戻ってくる・・・

休憩やバッティングの時は「グラブは地面に立てて置きなさい」と伝えても、自立せずパタンと倒れるグラブたち・・・

ぺちゃんこグラブは地面に立たない
吉村社長

ぺちゃんこグラブだから子ども達はボールを捕る前に『力を込めて一度開く』という不要な動作をすることになり、スムーズに捕ることができないのではないか?そのため必要以上の力で鷲掴みする習慣が身に付いてしまっているのではないか?

吉村社長

グラブのためのスーツケースを作ろうと思う!

小林

え?なんですか、それは・・

吉村社長

プロ野球選手も大切なグラブはジュラルミンケースに入れて持ち運んでいるぐらいだぞ! 子ども達でも型崩れしないで持ち運べるグラブケースを作らなくては・・・

小林

それにしても・・・

これは卵?ヘルメット?

きっと流行らないですよ(笑)

吉村社長

この商品が野球界の新常識になれば、ぺちゃんこグラブを使う子ども達が減るはずだ!

~グラブ保形ケースが形になるまで~

(吉村は考え・・・

   そして行動に移した・・・)

どのような方法で グラブを開いたまま 保管させよう・・・

ただでさえ荷物の多い野球選手。子ども達でも持ち運びやすいように軽量化することも妥協できない。

高価な商品ではなく手に取りやすい価格であることは当たり前。だけど、外部の圧力から開いた状態のグラブを守る強度がないといけない。かつ軽量化を求めたい。

材質の選定から悩みに悩みました。

そんな悩みと課題を抱えながら、ある時 別案件で 中国の協力工場(バック工場)へ出向きました。可愛らしいディズニーのキャラクターバックをメインに生産している工場です。 生産ラインを歩いていると、ある商品が目に留まりました。それは、バックの蓋部分にキャラクターが立体的に施されている子ども向けのデイバックでした。

どのようにこの立体感を出しているのか?

非常に軽くて、丈夫。 特に形状記憶に優れている。 まさに我々が作りたいものにピッタリではないか・・・

作り方を聞くと、発泡ラバーにポリエステル生地をボンディング加工(貼り合わせ)し、それを型押しする製法とのこと。 

この製法で、グラブを外部からの圧力から守り、開いた状態で収納できる型を開発すれば理想とする「グラブ保形ケース」が作れるのではないか・・・!

この商品と出会った瞬間『新たな商品が生まれた』と確信しました。

それからは市販されているグラブの形状やサイズを調べる日々・・・

幾度となく設計図を書き直し、金型の修正も行いました。

そして、ついに・・・

そうして妥協せず開発を続け、今までの常識を覆す グラブを開いたまま収納できる「グラブ保形ケース」が完成しました。

特に重要と考えたのはボールを捕る『ポケット』がつぶれないための内部の盛り上がり部分大きさ高さ

そして

蓋を閉めた時に必要以上にきつくグラブを潰さないような空間を作る事

さらに

子ども達が持ち運ぶことも想定したサイズと重量も追及・・・

モデル小学6年生

そしてこのような商品を求めていたのは 子ども達だけではありませんでした!

中高生はもちろん、強豪社会人野球チームからも大好評でチームロゴと背番号の刺繍入りグラブ保形ケースを導入し、選手の皆さんに愛用していただいています!

吉村社長

これで子ども達のグラブもバックの中や袋の中で潰れてぺちゃんこになることなく型崩れが防止できる

最初は「なんだこれ?」と思っていた社員達も吉村社長の子ども達への熱意を聞き、そして完成したグラブ保形ケースを手に取って使ってみると

今までの問題点を解決する画期的な構造に驚き、そして野球界の新常識となる可能性を感じました!

そして実際に 数多くの野球用品を販売しているフィールドフォースの中でも上位に入るほどの爆発的大ヒットを記録し、カラーバリエーションデザインも豊富にラインナップ!

レッド/ブルー/ネイビー も人気カラー
限定迷彩カラーも話題に
シルバーはこれぞまさにグラブのジュラルミンケース
ミット用ケースも4色展開

今では野球選手たちがグラブ保形ケースミット保形ケースを片手にグラウンドに集合する光景も珍しくない日常になりました。

心から子ども達のことを考えている野球用品メーカーの社長そして社員達の商品開発への挑戦は終わることなくこれからも続きます・・・